2023年に開催された有名オーディション企画の日本版「ジャパンズゴットタレント」。見事優勝者に輝いたのがマリアセレンさんです。
今回はマリアセレンさんのプロフィールなどについて紹介します。
マリアセレンのプロフィール
- 名前：マリアセレン
- 生年月日：不明
- 年齢：不明
- 出身地：東京都
男声、女声を一人で使い分けて歌う革新的なオペラ歌手であるマリアセレンさん。濃い容貌をされていますが、出身地は東京とされており、特別海外の血が入っているという話も聞きませんから、国籍は日本だと思われます。また、性別についても特別話をされる機会はないようですが、「過去にHarukaという名義でニューハーフとして働いていた」とする情報がありましたよ。身長も182cmあるそうです。オペラ歌手と聞くと音大卒なのかな、とも思うのですが、そういった情報もなく、高校卒業後は就職されていたようです。
マリアセレンの経歴
ここからはマリアセレンさんの経歴について紹介します。
声変わりに抗い覚醒
子供の頃のマリアセレンさんは本人曰く「ウィーン少年合唱団」のような声で、先生からも素敵な声だと言われるような綺麗なボーイソプラノだったそうです。しかし中学2年、3年の頃に声変わりが始まり、本人もそれが嫌だったそう。なんとか声変わりに抗おうと、今の高い綺麗な声のまま歌えるようにならないかとやっていたところ、なんとなくできるようになったそうです。本当に声変わりに抗えてしまったのですね！
オペラ歌手になることを勧められる
高校時代の音楽の先生は国立の声学科出身であり、その先生から「オペラ歌手になったほうがいい」と勧められたそうです。マリアセレンさんもオペラ歌手への思いはあったのですが、綺麗なソプラノのような声で歌うことが出来るマリアセレンさんはしかしカウンターテナーという発声の仕方は出来ませんでした。綺麗な声を持っていればそのままオペラ歌手になれるというわけではないのですね。マリアセレンさんは努力を重ね、カウンターテナーも習得しました。
コシノジュンコに重用される
ストレートな道筋でオペラ歌手として活躍するようになったわけではなさそうなマリアセレンさん。マリアセレンさんにとって大きな存在が、日本の有名デザイナーであるコシノジュンコさんです。元々はコシノジュンコさんの知り合いがマリアセレンさんを「紹介したい」といって二人を引き合わせたのですが、その後コシノジュンコさんが「ちょっと出てほしいものがある」と自身の催しにマリアセレンさんを出演させたのです。コシノジュンコさんのオファーでマリアセレンさんは初めて人前で歌ったと言います。
2015年に声学家として正式デビュー
2013年にコシノジュンコさんのファッションショーなどにサプライズ出演したマリアセレンさんは、2015年にサントリーホールでの東京ヴィヴァルディ合奏団と共演し、声楽家として正式にデビューを果たします。2017年には能の作風をヒントにした新作Opera「哀しみのシレーナ〜禁断の恋〜」を、一人二役三日間四連続公演を成し遂げました。その後も意欲的な活動を見せています。各種公演のチケットの売れ行きも好調、YouTubeでの再生回数も素晴らしい数字となっていますよ。
2018年に歌劇団を設立
2018年6月には「Mondo Parallelo歌劇団」を設立、自ら団長に就任し、2018年12月に歌劇団旗揚げコンサートを開催しました。2023年2月にはジャパンズゴットタレントで優勝を成し遂げ、2024年1月のアメリカズゴットタレントにも出場しましたよ。能楽堂とのコラボ公演も度々行っており、ジャンルに囚われない活躍を見せています。
最後に
今回はマリアセレンさんのプロフィールや経歴について紹介しました。ソプラノとテノールの声を歌い分ける事ができるという唯一無二の技術を活かし、多方面で活躍するマリアセレンさん。これからの活動からも目が離せません。
