近年ブレイクしている女性ダンスグループ「アバンギャルディ」。気持ち悪いという評判も少なからずあるようなのですが、一体どうしてなのでしょうか。
今回はアバンギャルディの評判について調査しました。
アバンギャルディとは
アバンギャルディは2022年に結成された多人数ダンスグループです。メンバーは現在17人の模様。元々は2022年5月に結成された「THE DANCE DAY」に出場するため、振付師のakaneさんが主宰するダンスチーム「アカネキカク」のメンバーから選抜されたメンバーで結成されたグループでした。
「THE DANCE DAY」では2022年、2023年大会で決勝大会に進出し、「アメリカズ・ゴット・タレント」にも出場して話題になりました。
アバンギャルディが気持ち悪いと言われる理由は?
そんなアバンギャルディ ですが、なぜ「気持ち悪い」と言われることがあるのでしょうか。調べてみた所、その理由は色々あるようなのです。一つずつ見ていってみましょう。
統一感ある容貌が不気味
アバンギャルディの一番の特徴は、その容姿、格好です。大人数の若い女性で構成されているアバンギャルディですが、その全員がおかっぱ頭にジャンパースカートの制服という格好で統一されているのです。おまけにその表情は無表情というか、なんというか、あまり笑顔などは見せないのですね。こんなにも多くの人がいるのにその全員が服装も髪型も表情までも同じようになっているので、「不気味な集団」という感想を抱くのは不思議ではありません。
見事に揃ったダンスが不気味
非常に高いクオリティのダンスが世界的に評価されているアバンギャルディ。多人数ダンスの技術というのは突き詰めていくと「メンバー全員の動きがしっかり揃っている」「一糸乱れぬ動き」といったところになってきます。そのダンスは、技術的には素晴らしいものだと誰の目に見ても分かる一方で、あまりに非日常的で少々不気味です。
アバンギャルディの場合、先のように容姿も揃えているため尚更揃っている感が強く、ディストピア世界で踊るロボットの構図を思わせるのかもしれませんね。
存在がミステリアス
多人数の若い女性でダンスを踊っているとなると、アイドルグループを連想させるかもしれません。ですが、アイドルグループはメンバーひとりひとりがそれぞれ個性を押し出し、ソロでの稼働もあったりするのに対し、アバンギャルディはまるで全員が同一の人物のように個性を廃した売り出し方になっており、メンバーそれぞれのことがよく分かりません。
また、アバンギャルディが世に出た経緯は「THE DANCE DAY」を見ていない人には全く分かりませんし、このグループ自体に謎が多い、不気味でミステリアスな存在だと感じている人も多いのかもしれませんね。
振り付けが不気味
アバンギャルディのダンスの振り付け自体も少々不気味だという声があります。グループカラーからしてアイドルのような可愛いダンスを踊るグループではありませんが、容姿から感じられる不気味さを更に増幅させるような振りのダンスを踊ることもあるのですね。
アバンギャルディのメディア露出が増えている
アバンギャルディは現在CMなどに引っ張りだこです。ソフトバンク、日清食品、はるやま商事などのCMに起用されたので、アバンギャルディのパフォーマンスはより多くの人の目に触れることとなりました。
当然アバンギャルディがCMに起用される以上、CM内でアバンギャルディが行うパフォーマンスはここまで紹介してきたような、不気味ともとれるパフォーマンスになるので、CMを見て驚いた人が「気持ち悪い」と感想をSNSに投稿するようなことも増えたのかもしれませんね。
最後に
今回はアバンギャルディの評判などについて紹介しました。「不気味」という感想が上がるのも、プロモーション側はある程度想定通りだったのではないかと思います。気持ち悪いというのも一種の褒め言葉なのかもしれませんね。