ギャンブル好き芸人の特徴は?芸能界に潜むハイリスクプレイヤーたち

0
16
ギャンブル好き芸人の特徴は?芸能界に潜むハイリスクプレイヤーたち

日本の芸能界には、ギャンブルを趣味として公言する芸人が少なくありません。パチンコや競馬・競輪、カジノなど、その嗜好やスタイルは多様です。しかし、ギャンブル好きが高じて金銭トラブルや社会問題に発展するケースもあります。最近はオンラインカジノのおすすめが人気で、ネットとスマホがあれば外出先でもプレイできる環境があり、ハマりやすいのかもしれません。この記事では、テレビ番組や報道をもとに、ギャンブル好き芸人の実態、ハイリスクプレイヤーの特徴について詳しくまとめます。

代表的なギャンブル好き芸人

テレビ番組やYoutubeでもギャンブル好きを公言している芸人は何人かいますが、代表的な芸人を何人か紹介します。

鈴木もぐら(空気階段)

鈴木もぐらは、自身がギャンブル依存症であり、1000万円近くの借金を抱えた経験を公にしている芸人です。テレビ番組でもそのエピソードを語り、結婚し、子供が生まれても借金はなくならず、ギャンブルの魔力を赤裸々に伝えています。

山添寛(相席スタート)とダイタク

山添寛はクズ紳士と呼ばれるほど、ギャンブル好きな芸人の代表格として知られています。彼と同期のダイタク(吉本大・吉本拓)もまた、ボートレースやパチンコに大金を注ぎ込み、時には借金をしてまでギャンブルにのめり込むスタイルを公言しています。

じゃい(インスタントジョンソン)

じゃいは、芸能界屈指のギャンブラーとして知られ、競馬で何千万円もの高額配当を的中させた実績を持っています。しかし、その払戻金を巡っては数千万円規模の追徴課税を受けるなど、ギャンブルの勝利が必ずしも手放しで喜べるものではない現実も明らかにしています。

その他の芸人

青木さやかはパチンコにハマり金銭感覚が崩壊したことを明かし、ヒコロヒーも競馬好きとして知られています。また、第七世代芸人として人気コンビの霜降り明星の粗品も無類のギャンブル好きの芸人の1人で、借金は1億円を超えるとのことです。テレビやYoutubeでもネタとして隠すことなく赤裸々に話す姿が人気を集め、マネーエンタメとして成立しています。

ハイリスクプレイヤーになる芸人の特徴

ギャンブル好きの芸人がハイリスクプレイヤーになる理由は、個人の性格や心理的傾向、環境要因、そして経験による学習などが複合的に関与していると考えられます。

スリルや興奮を求める性格的傾向

ハイリスクプレイヤーは、リスクを取ることで得られるスリルや達成感、興奮を強く求める傾向があります。リスクを取ることで脳の報酬系が刺激され、快楽物質が分泌されるため、より大きなリスクに挑戦したくなる心理が働きます。

一攫千金への期待や夢

大きなリスクを取ることで短期間で大きなリターンを得たいという願望も、ハイリスクプレイヤーを生み出す要因です。特に、過去に「ビギナーズラック」などで大きく勝った経験がある場合、その成功体験が強く記憶に残り、再び高リスクな行動を選びやすくなります。

環境や周囲の影響

周囲にリスクを取ることを称賛する仲間がいる場合、同調圧力や「みんなやっているから」という理由でハイリスクな行動を選びやすくなります。芸人仲間でギャンブルを習慣化している友人が近くにいたり、競争や勝負の世界に身を置く人ほどこの傾向が強まります。

失敗からのリカバリーを狙う心理

一度大きな損失を被ると、取り返したいという強い気持ちから、さらに大きなリスクを取る行動に出ることがあります。これは「損失回避バイアス」と呼ばれ、損をしたときほど冷静な判断ができなくなり、無謀な賭けに走りやすくなります。

経験の影響

過去の成功体験や周囲の成功例を見聞きすることで、「自分もできるはず」と過信し、リスクの高い選択を繰り返すことがあります。また、失敗しても「次こそは」と考え、リスクを取り続ける学習パターンが形成されることがあります。

まとめ

ギャンブル好きの芸人の中には、ただお金を賭けているだけではなく、人生そのものを賭けているような生き方をしているような人もいます。仕事に繋がるためギャンブルの話をエンターテイメントにできる点はメリットかもしれませんが、熱中しすぎていつの間にか借金の返済に追われる状況になりやすいリスクが隠れています。

ギャンブルは娯楽として余剰資金でほどほどに付き合うことがベストで、負けが続いていても取り返そうと考えず、常に冷静な感情でプレイするように気をつけましょう。