M1歴代チャンピオンで売れてないのは誰?消えた芸人をまとめ

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M1歴代チャンピオンで売れてないのは誰?消えた芸人をまとめ

これまで数々のスターを生み出してきたM-1グランプリ。優勝出来たらスター街道は約束されたもの、なんてイメージもありますが、表舞台から姿を消してしまったチャンピオンもいるのでしょうか。

今回はM1歴代チャンピオンで売れてない方がいるのかを調査しました。

2015年~2024年のチャンピオン

M-1グランプリは2001年にスタートしましたが、2010年に一旦終了。2015年から再開し、昨年の2024年大会で20回を数えました。まずは2015年から2024年のチャンピオンを振り返ってみましょう。

  • 2015年:トレンディエンジェル
  • 2016年:銀シャリ
  • 2017年:とろサーモン
  • 2018年:霜降り明星
  • 2019年:ミルクボーイ
  • 2020年:マヂカルラブリー
  • 2021年:錦鯉
  • 2022年:ウエストランド
  • 2023年:令和ロマン
  • 2024年:令和ロマン

優勝から時が経っていないこと、更にM-1グランプリの知名度が年々高くなっていることからも、この時期のM1の歴代チャンピオンで売れてないと言われるコンビは、消えたといわれてしまうのかもしれません。

M1歴代チャンピオンで売れてないといわれる芸人

ここで売れてないといわれる芸人を紹介します。

ミルクボーイ

M-1決勝ファーストラウンドで歴代最高得点を叩き出し、圧倒的なインパクトを残したミルクボーイは、近年では度々「消えた」と言われることもあります。歴代チャンピオンの中でも特にM-1優勝前は知られていなかったミルクボーイ。優勝を成し遂げたものの、テレビ番組には適応できなかったのでしょうか。

優勝後も関西で活躍

全国区での活躍が少ないミルクボーイですが、「消えた」という表現が適切かと言われると少々微妙な所。関西からM-1制覇を成し遂げたミルクボーイは、その後も上京せずに関西に拠点を置き続けています。劇場での活躍は勿論、関西ローカル番組での活躍も飛躍的に増え、多忙な日々を送っています。

銀シャリ

ミルクボーイのように関西からM-1を制覇した銀シャリは、優勝の数カ月後に東京進出。東京進出直後はギャラが4倍になるなど好調だったようですが、近年は苦戦していると言えるかもしれません。

橋本さんが2023年に「千鳥のクセスゴ!」でエグスプロージョンとのコラボ自虐ネタ「東京にハマらへん」を披露するなど、本人も東京進出後に苦戦していることは自覚している模様。「東京に進出したのに関西での仕事が多すぎる」と零していましたが、それでも裏を返せば仕事自体は十二分にあるということですよね。

不祥事の影響も?

全人未踏の二連覇を成し遂げた令和ロマンは「仕事を選んでいる」と言われながらも十分なほどのテレビ露出がありましたが、2025年に不祥事で、現在活動自粛中です。

くるまさんと同時に不祥事が出たとろサーモン久保田さんは関与を否定しているものの、出演番組が放送中止になるなどメディア露出が減っている状況となっています。またウエストランドの河本さんはタクシー運転手とのトラブルがあり一時活動自粛。元々メディア出演が少なかったこともあり、現在はテレビで見る機会は非常に稀です。

コンビ間の活躍度のギャップは?

とろサーモンは、元々久保田さんの尖った言動が目立つコンビで、更に久保田さんの上沼恵美子さんに対する暴言騒動などもあってコンビでの活躍は少なめでした。その煽りを受けているのが相方の村田さん。テレビで見る機会は少ないですが、実は村田さんは素敵な声を活かし、声のお仕事を盛んにされていますよ。

トレンディエンジェルも近年はコンビでの活躍が減っているでしょうか。ミュージカルなどで活躍する斉藤さんに対し、たかしさんもサブカル分野での仕事などを行っていますが、コンビ格差を感じる視聴者も多いようです。

2001年~2010年のチャンピオン

続いて2001年から2010年のチャンピオンを見てみましょう。

  • 2001年:中川家
  • 2002年:ますだおかだ
  • 2003年:フットボールアワー
  • 2004年:アンタッチャブル
  • 2005年:ブラックマヨネーズ
  • 2006年:チュートリアル
  • 2007年:サンドウィッチマン
  • 2008年:NON STYLE
  • 2009年:パンクブーブー
  • 2010年:笑い飯

優勝から随分年が経ったこともあり、流石にテレビで見ることが少なくなったという人も見られますよね。一方でM-1ブランドの確立に貢献した「レジェンド」的存在も複数います。例えば、中川家の二人を近年テレビで見ることは少ないような気もしますが、中川家に対して「消えた」というような表現をする人はそういないのではないでしょうか。

「笑い飯」の二人も、ミルクボーイのように優勝後関西に残って活躍しています。テレビでの活躍は多くないものの、レジェンドとして強い存在感を放っていますよ。

レジェンドコンビにもコンビ間でメディア露出に差が

ますだおかだ、フットボールアワー、ブラックマヨネーズはそれぞれ岡田さん、後藤さん、小杉さんの活躍が目立ちます。ブラックマヨネーズは一度上京したものの、吉田さんが家族のことも考え大阪に戻り、小杉さんは東京で生活しているという状況になっています。ますだおかだの増田さんも近年は関西での活躍が目立ちますね。

チュートリアルは徳井義実の不祥事で勢い減少

2006年に史上初の完全優勝を成し遂げたチュートリアルはその後高い勢いを誇り、全国区で活躍していました。特にコンビの人気を牽引していたのは徳井義実さんでしたが、2019年に法人所得複数年分の無申告などが報じられ、この不祥事により活動自粛することに。活動再開後も以前ほどメディア露出は増えていません。

最も苦戦したのはパンクブーブー?

2009年のM-1グランプリで優勝し、M-1が一時中止となった後の後継大会「THE MANZAI」の第一回大会で見事優勝を果たした、圧倒的な漫才の実績を持つパンクブーブーは、歴代のM-1チャンピオンの中でもトップクラスでテレビ番組での活躍が少なかったと言えるかもしれません。

漫才の面白さで優勝しても、その後のブレイクの為に必要とされるのは平場などでの面白さという点が、お笑い界の難しさですよね。

最後に

今回はM1歴代チャンピオンで売れていないコンビについての調査でした。流石に優勝までいくとどのコンビも知名度はありますよね。テレビでの活躍が減っているコンビについても、劇場出番や営業などが豊富にあるのでどのコンビも安泰と言えるのではないでしょうか。