K-POPの新生として現在大ブレイク中のNewJeans。しかし人気と裏腹に活動は万事順調というわけでもないようです。
今回はNewJeansの解散の噂などについて調査しました。
NewJeansが所属事務所との専属契約を解除!
2024年11月28日、NewJeansが緊急記者会見を開き、所属事務所「ADOR」との専属契約を解除すると発表しました!かねてよりNewJeansとADORとの軋轢は騒がれており、NewJeansに解散の噂が出ていたのも主にこのADORとの騒動が原因となっています。
所属事務所はアイドルにとっての活動の基盤、そこにぐらつきが見えると解散の噂が出てくるのも無理はありませんが、今のところNewJeans のメンバー5人が解散してそれぞれの道を行く、という話は出てきていません。
ADORとNewJeansの関係と事務所退所騒動
ここからはNewJeans解散説や活動休止説の原因にもなった所属事務所との騒動を、NewJeansと事務所の関係性なども併せて紹介していきます。
まず、NewJeansの所属事務所であった「ADOR」とは、韓国の大手総合エンターテインメント企業「HYBE」の傘下の芸能事務所です。BTSやLE SSERAFIMもHYBEの系列であり、HYBEはとにかくK-POPという文化に大きな影響を及ぼしている組織なのですね。ADORはHYBEの中のSOURCE MUSIC傘下の部門を単純物的分割して新設された事務所になります。
所属グループはNewJeansのみだった
2021年11月に新レーベルとして設立されたADOR。2022年7月にADORから初のグループとしてNewJeansがデビューしましたが、その後別のグループがADORからデビューすることはありませんでした。ADORは実質NewJeans専用のレーベルだったということになりますね。
AODRに独立の嫌疑が
2024年4月22日、ADORのミン・ヒジン代表、及びADOR経営陣がHYBEからの独立を画策したと疑い、HYBEがADORの監査に着手。同日のうちにHYBEはミン・ヒジン代表に職務停止、辞任要求を伝え、更にADOR経営陣を相手に臨時株主総会の招集を要求したと報じられました。この報道はHYBEの株価を急落させるなどの影響を与えましたよ。
泥沼の争いへ
4月23日にはADOR経営陣が経営権奪取を試みたとみられる内部資料をHYBEが発見したと報じられるも、ミン・ヒジン代表はメディアを通じて経営権奪取を試みたことはないと反論。
その後も物証なども固めて疑惑を追求していくHYBE側に対して疑惑を否定するADOR側という構図で争いは続いていき、訴訟なども経て、8月27日にADORの取締役会でミン・ヒジン代表取締役が解任、新代表取締役としてキム・ジュヨン氏が選任されました。それまでの過程で、社内取締役の面子が変わるということもありましたよ。
NewJeansはミン・ヒジンの代表復帰を求めていた
11月28日、NewJeansは「信頼関係がすべて崩れた」としてADORとの専属契約を解除することを発表しました。NewJeansはグループの生みの親であるミン・ヒジン氏の代表復帰を求める立場を取っており、ADORの代表が変わったことなどを受け入れられなかったのですね。
一方でADOR側は「こちらは契約違反をしておらず、一方的に信頼が壊れたと主張しても解除理由にはなり得ない」「専属契約はまだ有効」と主張しています。NewJeansは現在別の事務所に所属している状態ではなく、今後の動向が注目されています。
韓国人気グループNewJeansが契約解除を発表 対立は法的な争いに発展する可能性も | ブルームバーグ | 東洋経済オンライン
最後に
今回はNewJeansと所属事務所とのゴタゴタについて紹介しました。NewJeansはADORから離れたとされていますが、ADOR側の主張の通り本当にNewJeans側の主張だけで契約を解消できるのかどうかも不明です。ファンにとっては心配な日々が続きますね。