今、最も天下に近いと言われているお笑いコンビの千鳥。芸人で成功を収めるのは、オンラインカジノで稼げると評判のカジノサイトで一攫千金を狙うのより難しいかもしれません。
そんな芸人として成功している二人の同期には誰がいるのでしょうか。今回は千鳥の芸歴やコンビ結成秘話について紹介します。
千鳥の芸歴は?
千鳥の二人は1999年に吉本興業に入所しています。コンビとして正式に活動を開始したのはその翌年のことですよ。NSCでは大阪校21期および東京校4期の面々と同期の扱いになります。
実は千鳥の二人はNSCからではなく、吉本興業主催のオーディションに合格して吉本に入っています。大吾さんはNSCの面接を受けていたのですが、面接官に「おっさん、ワシよりおもろいんか?」とかましてしまったことなどもあって面接に落ちてしまったのです。
同期の芸人は?
千鳥の二人は2024年で芸歴25年、同期の芸人には誰がいるのでしょうか。NSC大阪校の21期というと、「あるある探検隊」で一斉を風靡した「レギュラー」の二人、2017年M-1チャンピオンの「とろサーモン」のツッコミである村田秀亮さんです。その他にも、2010年のM-1グランプリで決勝に進出するも2018年に解散した「カナリア」の二人などを輩出した世代となります。
東京4期には「はねるのトびら」で活躍した「ロバート」の三人と「インパルス」の二人、M-1グランプリ2004の決勝で共に戦った「POISON GIRL BAND」の二人、更に「森三中」の三人や椿鬼奴さんといった女芸人もいますよ。
千鳥の結成秘話
千鳥の二人は岡山県立笠岡商業高等学校の同級生であり、二人は高校で出会っています。高校でのソフトボールの授業中に大吾さんがふざけて打席でバットを振り回して構えていたところ、ノブさんが「お前ドミニカ出身か!」とツッコんだのが二人の交友関係の始まり。レフトからツッコミが聞こえてきた際に、大吾さんは「おもろいやつがいる」と感じたのだとか。
2年生の時には同じクラスになり、ダウンタウンの話で盛り上がったり授業中に大喜利で遊んだりして関係性を深めていきましたよ。
お笑いコンビ千鳥の絆 正反対の2人、あの頃から変わらない|CRAFTWORKS|朝日新聞デジタル
ノブはシャープに入社するも大吾に誘われ大阪へ
高校卒業後、大吾さんはNSCを受験し、不合格。しかしそのままピン芸人として大阪で活動を始めました。ノブさんは広島県のシャープ福山工場に入社、営業職で働き始めるも、2000年に大吾さんに誘われ、シャープを1年で退職して千鳥を結成しました。
コンビ名の「千鳥」は、二人共が岡山県の笠岡高等学校に入学したかったものの入れなかったことに由来します。笠岡高等学校の通称が千鳥だったのですね。
コンビ結成の裏側
ノブさんを誘う際、大吾さんは「一人で大阪のピン芸人として売れたから、俺と一緒に漫才したら売れるだけやで」と伝えていたそう。半ば騙し討ちのような感じでノブさんを大阪に連れてきたのですね。
一方のノブさんも、大吾さんに会いに初めて大阪に行った際に、大吾さんからナンパを教えられ、女性二人と朝までカラオケをする楽しさに痛く感動。「芸人とかどっちでもいいからナンパライフをしたかった」という理由で大阪に来ることを決めており、なんならアルバイトで生きていくでも良かったといった趣旨のコメントを残しています。
笑い飯などと切磋琢磨
オーディションから吉本興業に入所した千鳥は、「笑い飯」や「麒麟」などの面々と切磋琢磨する日々を送りました。特に笑い飯の西田幸治さん、哲夫さんは千鳥にとっても盟友であり、4人で共同生活を送った時期もあったそうです。
ノブさんが芸人になる前から他の三人の関係性は始まっており、大吾さんは笑い飯の二人を「一番お世話になってる人」としてノブさんに紹介していました。ただ、その時ノブさんは笑い飯の二人から売れるオーラを一切感じることが出来ず、二人と付き合うのはやめろと訴えたそうです。
最後に
今回は千鳥の芸歴や結成秘話などについて紹介しました。吉本興業の芸人はNSCに入った年で芸歴や先輩後輩関係が決まります。NSCに入っていない千鳥、特にノブさんの同期問題はちょっとややこしいような気もしますね。