『オトナブルー』が気持ち悪いといわれる理由は?元ネタはあの名曲?

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『オトナブルー』が気持ち悪いといわれる理由は?元ネタはあの名曲?

2023年に大ヒットとなった新田しい学校のリーダーズの楽曲「オトナブルー」。ですが、中にはこの曲が「気持ち悪い」と感じる人もいるようです。

今回は「オトナブルー」が気持ち悪いといわれる理由について調査しました。

「オトナブルー」とは

「オトナブルー」は「新しい学校のリーダーズ」というユニットの楽曲です。2023年にTikTokなどで同楽曲のダンスが話題となり、多くの若者からの支持を集めることとなったのですが、実はこの楽曲がリリースされたのは2020年のこと。ミュージックビデオを見たことがあるという人もいるかもしれませんが、そのMVも後から作られたもので、本楽曲リリース時は新しい学校のリーダーズがメジャーからインディーズへと移行していた時期ということもありミュージックビデオは制作されていませんでした。

「オトナブルー」は歌詞が気持ち悪い?

オトナブルーは少女と大人の間で揺れ動く女性の複雑な感情を描いた曲であり、そういった性愛を軸に描いている節があります。「まだ大人では無いのに大人の恋を求める少女」が歌われており、それも決して「大人に憧れる女の子」を可愛らしく描いたものではなく「そのうちじゃなくて今すぐがいい」「心だけが先走る」など、危うさを感じさせる歌詞となっています。

思春期に親と聞くと気まずくなるようなタイプの歌詞なのですが、TikTokなどで若年層を中心に流行ったために「オトナブルー の歌詞が気持ち悪い」といった批判が出たのかもしれませんね。

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「オトナブルー」はダンスが気持ち悪い?

オトナブルーと言えばサビの首振りダンスが有名です。首だけを左右に動かす独特の振り付けはとても流行しましたが、初めて見る人には少々不気味、「気持ち悪い」と感じるものだったのかもしれませんね。

オトナブルーの首振りダンスは「アイソレーション」と呼ばれる動きを取り入れたダンスとされています。アイソレーションは身体のひとつの部分だけを動かす、人間離れして見える動きの基礎となるトレーニングです。当然そういったものを取り入れると奇妙なダンスになりますし、だからこそ人の目を引いたのでしょうね。

個性的なパフォーマンスで良くも悪くも話題に

新しい学校のリーダーズのグループコンセプトは「模範的なヤツばかりが評価される時代に、くだらない不寛容社会から個性と自由ではみ出していく」というものです。奇行じみた言動もグループの味として捉えられており、オトナブルーの首振りダンス以外にも奇抜なパフォーマンスが多く見られます。

ただ、そういったパフォーマンスの中には少々品の無い物も含まれており、「気持ち悪い」という感想を抱く人がいるのも無理はないことでしょう。そういった「こうあるべき」という押し付けに反抗することこそがグループの在り方なのでしょうね。

「オトナブルー」の元ネタは?

流行していた時にも、「令和の曲でありながらどこか懐かしい」という感想を抱く人が多かったオトナブルー。昭和感を感じる楽曲だと言われることが多くありました。「懐かしくも新しい」といった感じが曲のコンセプトにあった可能性はありますが、直接の元ネタがあるのかどうかは明かされていません。

「古い日記」に似ている?

ただ「オトナブルーに似ている」という楽曲は複数挙げられており、中でも和田アキ子さんの名曲「古い日記」はオトナブルーの元ネタになっているのではないかという声も見られます。「あの頃は!」の歌いだしで有名な楽曲ですね。実際に和田アキ子さんと新しい学校のリーダーズの面々が歌番組でコラボすることもあったので、古い日記がオトナブルーの元ネタだとする説はより強く支持されることとなりました。他には山本リンダさんの「どうにもとまらない」なども似ていると言われますね。

最後に

今回はオトナブルーが気持ち悪いといわれる理由について紹介しました。オトナブルーの場合は、多少気持ち悪いと言われることも織り込み済みの歌詞やダンスのようにも思えます。プラスにとるかマイナスにとるかは見る人次第ですね。