お笑い芸人の中でも、決して数は多くないながらも確かな存在感を放つ男女コンビ。長年に渡って活躍する安定のコンビから、新進気鋭、人気急上昇中のコンビまで様々ですよ。中にはM-1グランプリやキングオブコントのファイナリストも!
今回はお笑い芸人の中でも男女コンビ芸人について紹介します。
南海キャンディーズ
2人ともピンで活躍する機会が増えて男女コンビ芸人ということを忘れてしまうことも多いかもしませんが、男性の山里亮太さんがツッコミ、女性のしずちゃんがボケを担当し、結成2年目の2004年にはM-1グランプリで決勝進出、準優勝を果たす実力派芸人です。その後も2005年、2009年に決勝進出を果たしています。
山里亮太さんは毒舌などを武器にMCや天の声などで活躍、しずちゃんさんはボクサーや役者業などで活躍し、コンビとしてのすれ違いから不仲な時期もありましたが、近年は良好な関係を築いているようで、コンビでのテレビ出演も度々見られます。山里亮太さんと蒼井優さんの結婚には、蒼井優さんの親友であるしずちゃんさんの影響も大きいようです。
相席スタート
男性の山添寛さんがネタ作りのベースを担当し、女性の山崎ケイさんが終盤のチェックを行う形でネタを仕上げています。ボケ・ツッコミの役割はネタによって変わってくるようです。2016年にM-1グランプリで決勝進出を果たしました。
当初は「イイ女の雰囲気を出している芸人」といったキャラクターが受け、山崎ケイさんが目立っていましたが、徐々に山添寛さんのクズキャラ、ブラックなキャラクターが浸透、山崎ケイさんの結婚や出産、子育てなどもあって近年は山添寛さんのソロでの活躍が目立ちます。
蛙亭
女性のイワクラさんがネタ作りを担当、男性の中野さんの強烈なキャラクターが武器であるコンビで、2021年と2023年のキングオブコントでファイナリストとなりました。イワクラさんのネタ作りの能力は高く評価されており、有力なコント芸人の一組に数えられる蛙亭ですが、M-1グランプリにも挑戦しており準々決勝が最高記録となっています。
ハイトーンボイスの中野さんとロートーンボイスのイワクラさんはそれぞれかなり特徴的であり、各々が別々の声の仕事を行うこともありますよ。
パーパー
男性のほしのディスコさんが主にツッコミを、女性のあいなぷぅさんが主にボケを担当するコンビで、わがままな女性に男性が振り回され不憫な目に遭うというタイプのネタを得意としています。2017年のキングオブコントで決勝進出を果たしました。
コンビ仲が相当悪いことでも知られるコンビですが、なんだかんだ不仲が話題になってからもコンビ活動が長く続いています。ほしのディスコさんはハイトーンボイスかつ高い歌唱力を有しており、歌手としてもデビューしています。
メイプル超合金
男性のカズレーザーさんがボケを、女性の安藤なつさんがツッコミを担当します。4年間の休止を経て復活したM-1グランプリ2015で、結成3年ながら決勝進出、トップバッターを務め大いに話題になりました。
カズレーザーさんが安藤なつさんを「今ちょうど130kgの女性を探していたんです」などと誘い、安藤なつさんが根負けする形でコンビ結成。全身赤ずくめで活躍当初は不気味な印象も持たれていたカズレーザーさんは、実は同志社大卒の高学歴芸人、クイズ番組などを中心に活躍しており、近年はコンビでの活動はあまり多くありません。
ラランド
女性のサーヤさんが主にボケ、ツッコミのニシダさんが主にツッコミを担当します。上智大学の同級生同士のコンビで、結成5年目の2019年に当時アマチュアながらM-1グランプリの準決勝まで進出、敗者復活戦に出場したことで地上波でネタを披露しました。
サーヤさんがネタ作りを担当し、その手腕が高く評価され2021年度のブレイクタレントランキングで7位にランクイン。ニシダさんはクズキャラで注目を集めつつ、小説を書いたりもしています。2021年より個人事務所「レモンジャム」で活動していますよ。
ゆにばーす
男性の川瀬名人さんがツッコミ、ボケのはらさんがボケを担当するコンビです。ネタ作りも担当する川瀬名人さんはM-1グランプリへの熱量が強く、M-1優勝を目的に芸人になりM-1優勝後は「モチベが下がり切るのが分かっている」から芸人を引退する予定だと公言しています。2017年、2018年、2021年の三度にわたって決勝進出を果たしており、実際に優勝を狙えるコンビでもありますよ。
はらさんは自身のSNSで「詐欺メイク」を公開して話題に。同投稿を題材とした本も出版しています。
シンクロニシティ
女性のよしおかさんがボケを、男性の西野諒太郎さんがツッコミを担当します。中央大学の落語研究会で出会ったコンビで、長らくフリーで活動。解散の危機も経験しながらも、2022年にフリーながらM-1グランプリの準決勝に進出し、敗者復活戦でネタを披露しました。2023年からは吉本興業に所属しています。
互いに敬語で淡々と話し合うようなネタを得意としており、言葉遊びを用いたしゃべくり漫才が魅力となっています。
おおぞらモード
女性のもリスみかさんがボケ、ツッコミの長山アカリップさんがツッコミを担当するコンビで、浅井企画所属の今人気急上昇中男女コンビとなっていますよ。少女のような雰囲気のもリスみかさんと、高い声を活かして女性の演技を行う長山アカリップさんとで女性同士のようにやり取りを行うネタが多いです。
漫才、コント共に定評があり、2025年のマイナビLaughter Nightでチャンピオンに輝いてラヴィットなどメディア露出が増加。更に2025年のM-1グランプリでは初の準決勝進出を果たし、敗者復活戦でネタを披露しました。2026年4月からは、TBSラジオの冠レギュラー番組も始まりました。
最後に
今回は男女コンビ芸人やその魅力などについて紹介しました。2025年のM-1グランプリはたくろう、キングオブコントはロングコートダディが優勝し、いずれも男女コンビの優勝とはなりませんでした。一方で、おおぞらモードやシンクロニシティのように、漫才・コント双方の賞レースや劇場で評価を高める男女コンビは増えています。2026年以降、主要賞レースで男女コンビがどこまで勝ち上がるのかにも注目です。






